くもり・時々・桜吹雪
今年も桜が綺麗でした。
この日の中野通りはピンクの花びら猛吹雪。
上昇気流に乗って天高く舞い上がった桜の花びらが
高空からばんばん降ってきます。
一年間楽しみに待っていた満開の桜。
すいませんが四十分だけ時間を頂いてさあ病院の外へ!
今年二十六歳になる愛車の白虎号も花びらまみれ。
老兵と散り際の桜、調和しますね。
ドアをあけっぱなしにしていたら
シートも床もたちまち淡いピンクに!
桜さん、ありがとう。
本当に久しぶりの昼間の外出。
素晴らしい景色。
天国ってこんな感じかな等と思いながら馬力をかけると
道に厚く積もった花びらでタイヤがスリップします。
いやまだあの世にはいけませんよ、仕事が山積みなんです。
いつまでも、そしてどこまでも走っていたかったのですが
午後のオペがありますからここいらで病院に帰還です。
院長室に戻るとオスカーがボールをくわえやってきて
私のカメラの横にぽこっと置きました。
「それが父ちゃん、これがオスカー」
だそうです。
ひとりで留守番、さみしかったんだね…。
それにしても桜、美しかった。
本当に楽しかった。
とっても幸せなひとときでした。
花は素敵です。
早く来年の春にならないかしら。
あと何日寝れば次の花が咲くのかな。
待ち遠しいな!