1974年式 西ドイツ製録音機
1976刊行の古い雑誌…。
そしてその横にある黒い箱は
当時物の西ドイツ製録音機です。
メーカーはUHER(ウーヘル)と申します。
大変に高価な品物でしたから
そのころまだ少年だった私には触れる事はおろか
現物を見ることもかないませんでした。
本機は二十年前に中古品を偶然見つけて購入したもので
大切に使いながら現在に至ります。
使用目的としては鳥や虫やカエルの声の記録ですね。
「はぁ?」と思う方も多いでしょうが
40年くらい前の動物好きの間では流行ったんですよ、
自然音の「生録音」…。
私はいまだにそんな絶滅危惧種みたいな、
というか、もはや完全に絶滅して
化石になってしまったような
アナログな趣味を
たった一人で続けているわけです。
さみしいですね。
この雑誌も当時のものですが
注目していただきたいのは
上に乗っている旧式態としたゴツい
マイクロフォンです。
これはSONYが放送局のリクエストに応えて
再生産した防滴マイクで
現在も台風の中継などで使われているのを
見ることがあります。
私の場合、この野外用のタフなマイクを
こんな器具に取り付けて使用します。
遠くの音を大きく録音するための
パラボラ集音器です。
どのくらい感度が良くなるかと言えば
野村獣医科Vセンターの七階の窓から
中野通りの反対側を歩いているオジサンの
キモい独り言が聞き取れるほどです。
別にそんな汚いのは聞きたくありませんが
鳥の声を録音する時なんかは
この組み合わせは正に無敵なわけです。
実は今年の初夏の季節、
毎年屋上ににやってくる
渡り鳥のサンコウチョウを
録音しようと思っていました。
「月、日、星、ほいほいほい」と鳴くんですよ。
三つの光だから三光鳥というわけです。
おもしろいですね。
しかしどういうわけか
季節外れのヒヨドリが居座っていたため
サンコウチョウは怖がってやって来ませんでした。
残念でした。
とうちゃん、
とうちゃん、
ざんねんだったね。
残念な時は
サッポロ一番カップスター!
話は変わりますが
今年もこの二人、
子供をつくりました。
ジャーン!
一人っ子だじょ~!
おっ!
おっ!!!
仕事しよっと。