野村潤一郎 オフィシャルブログ

犬の乳腺腫瘍 (其の弐)



十二月十八日に掲載しました乳腺腫瘍に於いて
最も有効な治療手術である“全乳腺摘出術”は
件の如く転移が著しい場合に選択する術式です。

通常、早期発見された同疾患につきましては
このように“部分的摘出”を行うのが普通です。

この部分のお乳は皮膚が薄く、
しかも腫れやすいので
あえていつもの“傷が背見えない仕上げ”は
していません。

きっちりと縫合すれば
抜糸後に傷はほとんど確認できなくなります。

…って、
また仕事の記事を掲載してしまいました。

何だかこの一連の流れで
「ランボルギーニが~」とか「オオトカゲが~」とか
言いにくくなってしまいましたねえ…。