父の日に花束を
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毎年毎年、一度も欠かすことなく、
もうかれこれ十五年くらい、
父の日になると
必ず花束を届けてくれる古代君、
本当にうれしく思います。
今年も綺麗なバラをありがとう。
さっそく 病院二階フロアーに
飾らせてもらいました。
動物たちも飼い主たちも
君からの贈り物を見て
ぱっと明るい顔になります。
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さて、せっかくなので
今年も一つアドバイス。
もちろん古代君をはじめとする
若きウェルテル達に対してだけでなく
閲覧してくださっているジジババの皆様にも。
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人生はまさに悩み苦しみの
オンパレードですね。
本当にもう理不尽で不愉快なことばかり。
なんでこんなに辛いのかと
運命を呪いたくなることもありますね。
しかし、小さくても些細なことでも、
一万回に一度くらい、
たった一つでも嬉しいことがあれば
とりあえずはそれでいいと思いましょう。
無いよりはましというものです。
しかもその刹那こそが
本当の幸せの正体なんですよ。
まあ、なんというか相対性理論的ですね。
さらに言うならば
辛い事を乗り越えたその瞬間に
幸せを感じることができる人の場合には
辛いことが沢山あった方が
幸せが多いということにもなるのです。
やはり相対性理論っぽいですね。
だから地球四十六億年の歴史の中で
最もくだらなくて
ぐじゃぐじゃで
救いようのない生き物―人類に
生まれてきた奇跡にも
全力で感謝しなければ。
というわけです。
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どうですか。
わかりましたか。
ということで。
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では古代君、
また勉強がんばろう。
応援しています。