無駄な存在
私を高級指向と勘違いなさっている方が
かなり大勢いらっしゃる様子ですが
実はそれは非常に大きなマチガイです。
巨大病院やMRIなどの超ハイテク医療機器は
皆さんの子供たち(四足の)のため。
ランボルギーニはクルマを極めたら
たまたまそこに行き着いただけ。
写真機もそうですよ。
ライカやローライやハッセルを使うのは
きちんとした絵を撮影したいからなんです。
つまり凝り性というか、オタクというか、
ある種の偏執狂のようなものなのかもしれません。
でも、このカメラみたいなダメダメなのも
たまにはいいな…(笑)
旧くて、ボロくて、小さくて、
とっても安いんです。
だから当たり前のことですが
内容はそこそこだし
材質も悪く、
性能もたいしたことありません。
まるで目を開けて寝ているような無駄な存在ですが
時々は人生こんなお遊びがあっても良いと思います。
★写真説明
1960年代の国産カメラ。
ペトリ・ハーフという製品です。
フイルムの一コマを二つに分けて使うので
36枚撮りのフイルムで72枚撮影できます。
大きさはタバコの箱くらいで
とても可愛いですよ。
実用にはなりませんが心がなごみます。