仮面。
「人の数だけ正義がある」と
たわけ者が言いました。
でも、そんなものはちっとも正義ではありません。
それは単なる“ワガママ”と言います。
正義とは
“その時代における常識”です。
常識とは
“正常な生物としての考え方”です。
その根底にある最も重要な事柄は
不完全な人間界の法律などではありません。
この世に生きる全ての“正常な高等生命体”が
生まれながらに持つ“おもいやりの心”です。
六法も宗教も哲学も、
ただの言い訳や自己満足に過ぎません。
人間社会は人間圏に存在しますが
その人間圏は生物圏の中に含まれています。
だから全ての答えは
“生物圏の理(ことわり)”に在ります。
★写真説明
仮面は虚栄やこけおどしのために
存在するのではありません。
怒りや悲しみの顔を
隠すためにあるのです。