これは西ドイツ、フォクトレンドル製の
“スパーブ”という二眼レフです。

構造的に素晴らしいアイディアが満載の
文字通りスーパーな存在なんですよ。

七十年も前の大昔のカメラですが
徹底的に整備してありますから
バリバリの現役です。

今は無き偉大なる光学メーカー
フォクトレンドルは天才的な職人集団によって
構成されていたと確信します。

他社にマネのできない緻密な工作精度。
異常なほどに徹底的で複雑な機械構造。
アイディアと力技で問題を解決する職人魂。
随所に見られる“こだわりの美学”

見て、使って、理解して…。
その内容に驚愕し、感動します。

メカマニアにとって
本当に“泣ける”写真機です。

てっぺんに光り輝く七宝焼きの
“Ｖマーク”にもゾクゾクします。

撮影機材
E-330