パプア・シワコブ・サイチョウの
バンダー君です。

先代のギンガオ・サイチョウのダーツが
十七歳で亡くなった後にやってきた
三歳の活発な男の子です。

あれからもう半年、
月日が過ぎるのは本当にはやいものですね。

猫よりも大きい身体を持つ彼は、
当然のことながらクチバシも強大ですから
椰子の実を破壊し、胡桃を砕く威力を
もっています。

しかも噛み合わせの部分は
ナイフのような鋭いエッジがついていて、
その気になれば人間の指なんか
ザクザクに切れてしまいます。

写真は大切な右手を
差し出しているところです。

彼の知性と常識力を
信頼している証としての行為です。

彼はやさしく“甘噛み”することで
これに応えます。

もっと親しくなったら
今度は“目玉”をクチバシの先端1ミリまで
近づける予定です。