セキュリティ
野村獣医科Vセンタービルは
耐震、耐火、耐洪水、耐テロ、耐ヘンタイ
等の幾重にも施された厳重なセキュリティによって
皆様と皆様の大切な子供たちの安全を
がっちりと確保しております。
様々な防犯トラップや撃退設備などの
備えがありますが、その中に
ひときわ小回りの利く
白兵戦機動部隊が存在します。
中枢である最上階の院長室は
コントロールルームでもあり、
ここでは我が愛娘が病院ビルの
防犯画面を見つめ続け、
常に建物全体を監視しているのです。
彼女は虚像と現実空間の区別がついており、
問題発生時には現場に直ちに急行して
私の教えに忠実な攻撃的解決行動をとります。
そうして最も恐ろしく超法律的な最終兵器
(私)が到着するまでの間、
犯人を不動化させる重要な任務を遂行します。
不幸にも我が“動物たちの聖域”に
足を踏み入れた盗人、虐待マニア、
オロカモノの類は哀れ地下熱帯温室の住人たちの
“贄(にえ)”となりましょうが、
皆様の生きがいである小さな命たちを守る砦に
侵入するような世迷者に容赦は無用なのです。