スネークヘッドとは雷魚の一族のことです。

この子はその中でも大型の部類に属する
ロイヤ・スネークヘッドという種類です。

確かに蛇のような顔をしていますね。
とても大食いで成長が早く
6cmの稚魚が半年経った現在40cmに育ちました。
最大で1メートルくらいになります。

彼らはエラの上半分に迷路状の
“上鰓器官”を持っていて
空気を直接的に利用することができるんですよ。

だから時々水面から鼻先を出して補助呼吸します。
面白いですね。

おそらく酸素濃度の低い止水域で生活するために
気の遠くなるような年月をかけて獲得した
能力なのでしょう。

色彩的には地味ですが
全身から漲る強い生命感、真っ赤に光る眼など、
尋常ではない迫力が魅力の
モンスター・フィッシュです。

撮影機材
E-510
マウント変換アダプター
ライカ マクロエルマー65mm