ゴリアテ・タイガー
以前に掲載したアフリカの猛魚、
ゴリアテ・タイガーの稚魚がずいぶんと大きく育ちました。
と、申しましても海外のサイトなどで紹介されている
人間を食べてしまうほどの巨大な成魚の大きさには程遠く
現在の全長は50センチくらいです。
人工的な環境下では意外と成長が遅いのかもしれません。
あまり大きくなりすぎても困っちゃいますが。
オレンジ色の胸鰭や真紅の尾鰭は素晴らしいの一言に尽きます。
でも私が一番シビレているのはこのシルバーに輝く鱗です。
派手に見えますがキラキラ光る水の流れの中では保護色になります。
口吻の周囲だけがメタリックでなく、ソリッドカラーなのはちょっと不気味で
何かスペシャル仕様みたいな雰囲気がただよっています。
実はこの口の構造なんですが不思議な動きをするんですよ。
下あごを開ける時、同時に上あごも上方に持ち上がります。
だからエサに向かって突進する姿はまるで何かを掴む時のプライヤーのようです。
いろんな生き物を飼ってきましたがこんな口は見たことがありません。
特別な関節のようなものがある様子です。
なんだかとてもかっこいいですね!