ウーパールーパーが変態!
皆さんご存知のウーパールーパー、
実はその名前は“通称”なのです。
本当は“アホロートル”というんですよ。
でも「アホ」の「ロートル」では
非常に悪い印象になってしまいますから
みんなで新しい呼び名を考える必要が
あったわけです。
で、このアホロートル、
“幼形成熟”の両棲類なのを
知っていましたか?
つまり“赤ん坊の姿”で成熟し
子孫を残す生き物なのです。
カエルにたとえるならば
変態せずにオタマジャクシのままで
繁殖するようなものですから
とても風変わりな生態ですよね。
ところが
“赤ん坊のままで一生を過ごす”はずが
“ひょんなことから変態してしまう”ことが
ごく稀にあるのです。
この子はアルビノの
ちゃんとした(?)アホロートルだったのですが
見事に“変態”してしまい大人の姿になりました。
きっと飼い主の私がヘンタイだったので
それを見習ったのでしょう(←変態違いですね)
彼は頭の左右にあったエラを捨て、
水中の世界に見切りをつけました。
そして“一人前のサラマンダー”として
とうとう上陸しちゃったわけですが
これからいったいどうするつもりなんでしょうね。
まあ、とりあえず
「天晴(あっぱれ)」なド根性であることは
間違いありません。
撮影機材
ライカ V-LUX-1