アマゾン・ツノガエル
南米産のツノガエルの中でも
色彩、シルエット、野性味など
マニア心をギンギンに刺激するのは
やはりアマゾン・ツノガエルだと思います。
この一族の中では最も神経質で
飼育開始時には拒食することが多いのですが
それを何とか乗り越えれば
突然飼いやすいお利口さんなカエルになり、
かるく十年以上生きるんですよ。
でも最近は養殖モノの“ハイブリッド(雑種)”が
多く流通していて純粋なワイルドタイプが稀少に
なっていますね。
厳密に見るとこの子もかなり怪しいと思います。
顔の骨格や模様などはアマゾンらしいのですが
この種特有の腰骨の出っ張りがやや少なく、
野生生物らしい気迫も足りない感じなのです。
ま、そんな細かいこと
どうでもいいんですけど一応。
色彩的には古典的なワイルドコートのものよりも
ケタ違いに美しく、大のお気に入りではあります。