本日も頑張ります!
毎日、難しいオペがあります。
なんだかんだ言っても皆さん、
最後は結局、私が必要なんじゃないですか。
こちらとしては
「闘ってくれ!」と頼られたら
不退転の決意で頑張るしかありません。
対象が動物だからといって手抜きはできません。
己の命をかけて小さな命を守るのが私流。
この生活の精神的、肉体的負担は
“毎日が世界タイトルマッチ”みたいなものです。
しかもこの試合、
決して負けは許されません。
本当にキツい仕事ですね。
“一日一食”なのは
戦いが全て終るまで緊張しているので
物がのどを通らないからです。
“二十年も禁酒”しているのは
酒気帯びで手術をしたくないからです。
特に私は他に類を見ない特殊な立場ですから
ヌルい泣き言は一切認められません。
もちろん休日も有給も労災も残業手当もボーナスも
人としての何の保障もありません。
闘うマシーンに人権なんか無いんです。
これが「本物のプロフェッショナルなんだ」
と自分に言い聞かせながら苦悶の表情を仮面に隠し
日々の決戦に没頭するしかありません。
こんなヘドが出そうなくだらない世の中で
毎日毎日、自殺を考えるくらいに追い詰められ
夜な夜な血の涙を流し、
満身創痍の身体をさすりながら短く眠り、
辛い思いをしながら闘って死ぬまで生きる。
なんて素晴らしいんでしょう!
生まれてきて本当に良かった。
実を言いますと
まだまだ余裕なんですよ。
だって私は普通じゃありませんからね。
写真説明
早朝の中野通り、私を待つ青龍号
(ランボルギーニ・ムルシェラゴ・40th)