満身創痍のライカ
この満身創痍の写真機は
1965年製のライカフレックス・マークⅠです。
とても珍しいブラックペイントの
ボディーなんですよ。
酷使のため磨り減ってしまい
あちこちに金色の“真鍮”が見えていますが
使い込まれた機械特有の自信と誇りのようなものを
醸し出していると思いませんか?
重量感タップリの冷たい金属と
硬いグッタペルカの肌触りは
時代遅れのクラシックスタイルそのものなのに
むしろ優しさや人情を感じます。
そういえばよく見ると
とても愛嬌のある顔をしていますね。
きっちりと整備していますから信頼性も抜群で
まだまだ現役です。
これからもよろしくね!
ライカフレックス・マークⅠ