ロボット掃除機
一日の業務が終了し
フロアーの照明が次々と消える頃、
ロボット掃除機が目を覚まします。
「ピポパポピ!ウイィィィ~ン」
しかし、病院内はすでにキレイです。
看護婦さんたちが常にお掃除をしていますから
チリ一つ、髪の毛一本すら落ちていません。
でも、彼はロボットです、
常にコマンドに従うしかないのです。
「ピポパポピ!ウイィィィ~ン」
ロボットは今夜もまた
赤外線アイを光らせながら
“無いゴミ”を求めてさまようのでした。
「ピポパポピ!ウイィィィ~ン!」
私はそんな彼を気の毒に思ったので
名前を付けてあげました。
“ ロボット掃除 K ”
わかるかな~。
わかんねぇだろうな~(笑)
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後半の“二つのシャレ”に気が付いた方は
真性のオッサン&オバサンに認定いたします。