電脳は好きではありません。
本当を言いますと
私は電脳が嫌いな“アナログ派”なんです。
だって
芸術も
手術も
築地の大将の握る寿司も、
カウンタックのキャブレターも、
そして命の仕組みも、
本当に大切なことは
全てアナログじゃないですか!
ところが
今回の新しい野村獣医科Vセンタービルは
いちいちコンピューターだらけなんです。
MRIも、
レントゲンも、
エコーも、
内視鏡も、
外国の先生との連絡通信まで!
何でもかんでもコンピューター。
最新医療は本当にコンピューターまみれ。
ポチポチとキーを押しては
おそるおそる画面を見てばかりの
二進法の奴隷。
最初はとても違和感がありました。
人情も無ければ臨機応変さも期待できない
パソコンの無表情さといったら…。
こんなことでは電脳で低脳になり、
うつろな目つきの真性パーに
なってしまうのではと思ったりしました。
でもさすがに今はかなり慣れてきましたね。
電脳に“使われる”のではなく
“使う”ならOKかも…と思っています。
そもそもコンピューターなんてものは
“複雑で精密なアナログ仕事”に付随する
“単純作業”を更に簡略化するための
“高級電卓”ですよ。
もっとふさわしい言葉を選ぶとすると
“エレキのそろばん”
つまり“エレキバン!”ですね。
本来の魂(スピリット)を
失わない強い意志があれば
何も恐れることは無いと結論しました。
で、これは“デジトゲン”の映像。
とっても便利なんですよ~。
うむ。
なかなかやるな、
最近の電脳は。
という感じでしょうか。