ランボルギーニ エスパーダ
さて、今日もまた本業とは全く無関係の
ブログ記事になります。
コーヒーブレイクに仕事の話だなんて野暮は避けたい。
私の人となりを知っていただきたく
眠い目をこすって書いてます。
これは愛車のランボルギーニ エスパーダ
1974年型です。
4000cc V型12気筒エンジンを積んだ
モンスターであるにも関わらず
そのボディは薄く幅広く、そして長く、
大人四人が普通に乗車できるという
古今東西、何処にもない存在のスーパーカーです。
そこいらでゴロゴロ売ってるクルマではありませんから
何年も何年も何年も何年も探し続けました。
やっと出物を発見した時、
手持ちのお金がありませんでしたから
2011年型 フェラーリ・カリフォルニアと
1968年型 マセラティ・ギブリSS
(超大物がオーダーした国宝級の初代モデル)を
大泣きしながら処分して
とてつもない大枚はたいて手に入れました。
しかし・・・。
その正体はろくな整備もされていない
全てがダメダメなスクラップでした。
ドアも開かず、無理やり開けたら今度は閉まらず、
エンジンもイカレているからまともに走れず、
ブレーキなんか無いに等しいくらい効かない。
良く見れば内装も外装もボロボロだし
もちろんワイパーもライトも作動せず
どこもかしこも触っただけで
折れたり割れたり外れたり・・・。
毎日毎日いろんな所が
猛烈な勢いでぶっ壊れまくり、
持ち主を平気で地獄に叩き落してくれる
正にゴミ同然の鉄クズでした。
もちろんある程度の予測はしていました。
何せタマ数が無いですから欲しければ
目の前に現れた個体を手に入れないと
もう一生出会えないかもしれないわけです。
文句を言ってはいけません。
覚悟を決めなければならないのです。
しかしここまでひどいとは。
幸か不幸か私は長年このような境遇の
“かつての名車、今はポンコツ”みたいなクルマたちを
“買っては苦労して直して乗る”を何度も何度も
繰り返してきた変人ですから今回も頑張りました。
どうやら感覚がマヒしているようで
懲りもせず同じ悪夢を繰り返しているわけですが
購入して二年間苦しんだ結果として
最近になってやっと素敵なドライブが
できるようになりました。
今では高回転型エンジンは本来の馬力を取り戻し、
全ての快適装備も正常に作動します。
街乗りからハイウエイはもちろん
“ちょっとそこまで”的な生活密着型の使用にも
耐えてくれるようになりました。
この手のクルマは“オリジナル”を
再現、維持することが非常に大切です。
つまり一時しのぎの雑な修理や
名車を台無しにしてしまう改造や
みっともないモディファイは
するべきではありません。
写真をもう一度ご覧ください。
ガンディーニがデザインした
繊細なのに勇ましさをも感じさせる
官能的かつ迫力のボディ。
輝く三分割のメッキバンパー、
キャレロ製のキャラメルカット四灯ライト、
小さくスポーティな対向型ワイパー、
宝石のようなビタローニ・ラリーミラー、
快音を奏でるアンサーのマフラー。
実にすばらしい。
もちろん外観だけでなく
内装も機関もすべて
本来の状態にしてあります。
こんな美しいランボルギーニ エスパーダは
世界中探しても滅多にありません。
1970年代、当時新車でこの車を買った
グレースケリーも、この状態のエスパーダを
愛して乗っていたはずです。
“レストア(再生)はセンス”が大切です。
それは動物たちの手術にも言えることです。
というわけで
最後にさりげなく
自分の宣伝をしたりして。
これもまたセンスです。
ブログ記事になります。
コーヒーブレイクに仕事の話だなんて野暮は避けたい。
私の人となりを知っていただきたく
眠い目をこすって書いてます。
これは愛車のランボルギーニ エスパーダ
1974年型です。
4000cc V型12気筒エンジンを積んだ
モンスターであるにも関わらず
そのボディは薄く幅広く、そして長く、
大人四人が普通に乗車できるという
古今東西、何処にもない存在のスーパーカーです。
そこいらでゴロゴロ売ってるクルマではありませんから
何年も何年も何年も何年も探し続けました。
やっと出物を発見した時、
手持ちのお金がありませんでしたから
2011年型 フェラーリ・カリフォルニアと
1968年型 マセラティ・ギブリSS
(超大物がオーダーした国宝級の初代モデル)を
大泣きしながら処分して
とてつもない大枚はたいて手に入れました。
しかし・・・。
その正体はろくな整備もされていない
全てがダメダメなスクラップでした。
ドアも開かず、無理やり開けたら今度は閉まらず、
エンジンもイカレているからまともに走れず、
ブレーキなんか無いに等しいくらい効かない。
良く見れば内装も外装もボロボロだし
もちろんワイパーもライトも作動せず
どこもかしこも触っただけで
折れたり割れたり外れたり・・・。
毎日毎日いろんな所が
猛烈な勢いでぶっ壊れまくり、
持ち主を平気で地獄に叩き落してくれる
正にゴミ同然の鉄クズでした。
もちろんある程度の予測はしていました。
何せタマ数が無いですから欲しければ
目の前に現れた個体を手に入れないと
もう一生出会えないかもしれないわけです。
文句を言ってはいけません。
覚悟を決めなければならないのです。
しかしここまでひどいとは。
幸か不幸か私は長年このような境遇の
“かつての名車、今はポンコツ”みたいなクルマたちを
“買っては苦労して直して乗る”を何度も何度も
繰り返してきた変人ですから今回も頑張りました。
どうやら感覚がマヒしているようで
懲りもせず同じ悪夢を繰り返しているわけですが
購入して二年間苦しんだ結果として
最近になってやっと素敵なドライブが
できるようになりました。
今では高回転型エンジンは本来の馬力を取り戻し、
全ての快適装備も正常に作動します。
街乗りからハイウエイはもちろん
“ちょっとそこまで”的な生活密着型の使用にも
耐えてくれるようになりました。
この手のクルマは“オリジナル”を
再現、維持することが非常に大切です。
つまり一時しのぎの雑な修理や
名車を台無しにしてしまう改造や
みっともないモディファイは
するべきではありません。
写真をもう一度ご覧ください。
ガンディーニがデザインした
繊細なのに勇ましさをも感じさせる
官能的かつ迫力のボディ。
輝く三分割のメッキバンパー、
キャレロ製のキャラメルカット四灯ライト、
小さくスポーティな対向型ワイパー、
宝石のようなビタローニ・ラリーミラー、
快音を奏でるアンサーのマフラー。
実にすばらしい。
もちろん外観だけでなく
内装も機関もすべて
本来の状態にしてあります。
こんな美しいランボルギーニ エスパーダは
世界中探しても滅多にありません。
1970年代、当時新車でこの車を買った
グレースケリーも、この状態のエスパーダを
愛して乗っていたはずです。
“レストア(再生)はセンス”が大切です。
それは動物たちの手術にも言えることです。
というわけで
最後にさりげなく
自分の宣伝をしたりして。
これもまたセンスです。