対・電撃攻撃装置
野村獣医科Vセンタービル(MarkⅢ)は
対大地震、対洪水、対放射能、対テロ、を考慮した
特殊かつ超性能な装備が満載の
要塞的・高層建築物であり、
時空の海を未来に向けて航行する不沈戦艦として
構想、設計、建造されている。
その存在意義は
心を持っているにも関わらず
最低限の基本的人権すら与えられていない
人類以外の動物たちを守護、
及びこれに宣戦布告する病魔、世迷者を
迎撃、駆逐、沈黙、させる事に集約している。
写真は無数とも言える本艦の装備の一つであり、
艦橋最上部に装備された電撃攻撃回避装置の末端で、
全長は五千ミリメートル、
装置全体の重量は三百キログラム。
本装備は主に夏季において
気象兵器の如く積乱雲より突発的に発射される
十億ボルトの電圧と五十万アンペアの電流による
電撃攻撃に対し、それを吸収、回避し鎮静化させ、
建造物躯体内に張り巡らされた数トンにも及ぶ
電子機器配線を保護する事を目的としている。
★撮影機材及び撮影調整
独逸製・ライカM・形式二百四十型
独逸製・エルマリート二十八ミリ
絞り全解放
機器台座無しの用手法にて。