A太郎&A子
本ブログの一月九日に掲載いたしましたA太郎とA子です。
彼らは南米のシングー河に棲息する
ダイヤモンド・ポルカドット・スティングレイです。
アンデス山脈の隆起その他の理由により陸に封じ込められ、
完全なる純淡水の生活に適応したエイなので
その起源である海水や汽水では生きることはできません。
よく似た種としてマンチャデオーロや
ポルカドット・スティングレイが存在しますが、
それらの種よりも上流で暮らしているとされています。
一見派手に見える水玉模様はこれでも保護色です。
太陽光ふりそそぐ透明度の高い水中では
全てがキラキラしてコントラストが高いため
この配色が有利なのです。
よく食べ、よく泳ぎ回るA太郎&A子の成長は順調で
もうLPレコードくらいの大きさになりました。
プリンプリンに太っていて身体はまるでどら焼きのようです。
尻尾もビンビン、毒針のそり具合もバッチリです。
でもまだまだ子供なのでA太郎のおちんちんは
チョビンとしています。
この感じだと二世誕生は二年後になるかな。
あ…魚類でおちんちん?と
不思議に思った方もいらっしゃると思いますが
実はこの種は卵ではなく
体内受精で子を出産します。
小さいエイの子供たちがポコポコ生まれて
水玉だらけになったら楽しいですね!