野村獣医
「野村獣医」と呼ばれますが
実を言いますと「獣医」と呼び捨てにするのは
差別用語になります。
正しくは「獣医師」ですね。
そもそも他人の職業を「〇〇屋」と言い切っては
いけないことになっています。
「さん」を付けて「〇〇屋さん」はセーフです。
これにならって「獣医さん」はオーケー。
嘆かわしいことに天下の大手新聞の記事でも
間違っていることが多いので驚いてしまいます。
私の場合はキャラ的にアレなので
街中で「獣医!」とか言われれば
「なんだよクソガキ!」と返すことが可能ですが
世の中の獣医さんたちの場合、
これについては軽くムカついているものの
そんなことを言うと叩かれるので
我慢しているみたいですよ。
いちおうプロの執筆業もやっていますので
正しい言葉を知っていただきたく思い、
日本語講座・動物業界編、という感じで
ああそうなんだ的な豆知識の御提供でございました。
まあ、本当のことを言うと個人的には
どうでもいいと思っているんですけれどね。
一番重要なのは言葉の美しさよりも
心のあたたかさですから。
こんちは!四代目ドーベルマンの
野村オスカーです!
ついでというかオマケというか
おいらも日本語を考える・動物編をやっちゃうよ!
おいらたち犬族の呼び方についてだよ。
みなさんは誰かが「そのワンちゃんが~」なんて
言ってるのを聞いて違和感を感じたことはありませんか?
特に動物業界の人がお客と話す際に
これを使うとなんだか気味が悪いよね。
にこやかな仮面ののぞき穴から
欲望の眼光がギラギラしている…みたいな
人間の二面性を垣間見ているような
不安定な気持ちにならないかな?
とうちゃんの場合、
文章の場合は「イヌ」と表現しているらしい。
この表記はアカデミックで自然科学者的でもあり
無恥な無知人間の考える「犬=犬畜生」の概念を
連想することが少ないからなんだってさ。
とうちゃん曰く
「わんちゃん」だと逆に興味も愛もなさそう
「わんこ」はなんかノーメィク主義のロハス若妻っぽい
「犬」は事務的で思い入れが感じられない
「ドッグ」はぺったんこな顔してるくせに外国かぶれ…。
だから「イヌ」が一番である…だって。
会話の中では「犬」と言っているように
聞こえてしまうのが困りものだけれど
犬族に十分に敬意を感じつつ
頭の中で「イヌ」と念じながら発音すれば
周囲の人たちは「犬」ではなく「イヌ」と認識するという。
…うーん、おいおい、
ちょっとむずかしいんじゃねーのか、とうちゃん!
とーうーちゃーん!
あれ?どこいっちゃったんだよー!
じゃまたね!